【SwitchBotハブ3レビュー】機能と使い方を解説!スマホや声は不要?
SwitchBotから「スマホを毎回開かなくていい」という快適さを大きく進化させた、最上位スマートリモコン「SwitchBot ハブ3」。
「画面とダイヤルが付いたのは知っているけれど、実際どこまで便利なの?」
「自分の部屋でどう機能するのか、具体的なイメージが湧かない」
と、悩んでいませんか?
スマートホームのデバイスは「買ってから自分のライフスタイルに馴染むか」が一番重要なポイントです。
- SwitchBotハブ3の本音レビュー
- SwitchBotハブ3の前モデルから進化した機能
- SwitchBotハブ3を導入するメリット
- SwitchBotハブ3の購入前に知るべきデメリット
- SwitchBotハブ3簡単登録の方法と使い方
- SwitchBotハブ3がおすすめな人
スペック表を見つめるだけでは分からない、操作性や機能性、リアルな使用感を解説します。
SwitchBot ハブ3の使い方と実際の使用感の本音レビュー
ここからは、SwitchBot ハブ3を日常生活に組み込むための具体的なステップと、実際の使用感をレビューしていきます。
「初期設定やペアリングは難しくない?」
「古い家電のリモコンはどうやって登録するの?」
といった疑問を解消すべく、開封から設置、便利なオートメーションの組み方までを分かりやすく解説します。
外出先からの遠隔操作や、注目のAI温度制御機能がもたらす快適性をチェックしてみましょう。
【本音レビュー】SwitchBot ハブ3の使用感
スマートホームの利便性を一新する期待のフラッグシップモデル「SwitchBot ハブ3」。
実際に日々の生活やデスクワーク環境に導入し、しばらく使い込んで分かったリアルな使用感と「本音レビュー」をまとめました。
SwitchBot入れて一番良かったのは学習リモコン&ハブ3で、ほぼ全てのリモコンを集約できたことかな。TVとFireTVとHDMI切替器と部屋の電気が1リモコンで済むんだもん。
URL:https://x.com/leml_s/status/2053009959793905947
SwitchBotハブ3を1台置いたら ・帰宅検知でリビングの電気が自動オン ・エアコンは出発前から遠隔起動 ・スマホで家電を一括操作 14,980円で毎日の「ちょっとした面倒」が全部消えた。
URL:https://x.com/gajettoyarou/status/2044213261202272752
SwitchBot ハブ3、ダイヤル操作で微調整できるのがいい。
URL:https://x.com/MARU__Smart/status/2037463275458490651
switchbotハブ3買ったけどwi-fi設定できなくて今のところだけの温度計
URL:https://x.com/vui_jp/status/2035627709590900780
Wi-Fiの設定でつまずくケースもあるため、初期設定の手順をしっかり確認してから導入することをおすすめします。
この後、簡単な初期設定やオートメーション設定について解説していきます。
設置方法とアプリ連携による簡単な初期設定
本体パッケージには、ハブ3本体のほかに以下の付属品が同梱されています。
- 専用の給電用USBケーブル
- 5V/2A電源アダプター
- 角度付きの専用スタンド
- 壁掛け用のネジパック
- 両面テープ
普段の生活動線に合わせて、以下の3つのスタイルから設置方法を選べます。
-
スタンド設置:付属のスタンドに本体を差し込むことで、卓上から約35度の上向きの傾斜がつき、ディスプレイが最も見やすくなるおすすめのスタイルです。底面にはしっかりとしたゴム脚がついているため、ダイヤルを少し強めに回しても本体がズレたり倒れたりすることなく安定して自立します。
-
両面テープ固定:スタンドの台座部分を外し、付属の強力なテープを使って壁や家具の側面に貼り付けます。
-
ネジ留め固定:同じく台座を壁面にネジで強固にボルト固定し、そこへ本体をマウントします。
設置場所を決めたら、温湿度センサーが組み込まれた給電ケーブルを本体のType-Cポートに差し込み、コンセントへ接続して電源を入れます。
初期のペアリング設定は、SwitchBot製品の扱いに慣れている方はもちろん、初心者でも迷うことなくスムーズに行える親切な設計です。
手順は下記のとおりです。
※接続するWi-Fiは必ず2.4GHz帯のSSIDを選択してください。5GHz帯には対応していません。
初期のペアリング設定の手順
- スマートフォン側のBluetoothを有効にした状態
- 「SwitchBotアプリ」を起動
- 画面右上の「+」アイコンから「デバイスを追加」をタップ
- 周囲にあるハブ3が自動的に検出
- アプリの画面指示に従い、本体の「ON」ボタンと「OFF」ボタンを同時に2秒間長押しして白点滅のペアリングモードに移行
- 接続が確立
- 自宅のルーターの2.4GHz帯Wi-Fiのネットワーク名(SSID)を選択
- パスワードを入力
- 設定完了
最後にアプリ内で管理しやすいように「リビング」「書斎」といったルーム名とデバイス名を決定すれば、即座に運用を開始できます。
赤外線リモコンの登録とオートメーション設定
Wi-Fiの接続設定が終われば、メイン機能である古い家電のリモコン登録へ進みます。
アプリのハブ3の管理画面から赤外線リモコンの「+」ボタンをタップし、操作したい家電のジャンルを選択します。
リモコンの追加方法には、ユーザーの状況に合わせた3つの学習モードが用意されています。
-
自動学習:本機に向けて手持ちの赤外線リモコンの電源ボタンを1回プッシュするだけで、ハブ3が独自の膨大なデータベースから該当する家電の型番を自動で判別し、短時間で基本キーの割り当てを完了させる最も手軽な方法です。
-
手動学習:家電のメーカー名や型番をアプリのリストから直接検索して登録するモードで、手元に元のリモコンがない状態からでもセットアップが可能です。
-
ボタン学習:マイナーなメーカーや古い年式の家電、あるいはリモコン付きのHDMI切替器といった特殊な機器を登録する際の奥の手です。
赤外線信号で動くリモコンであれば、原理上どのような機器でもスマート化できます。
登録完了後は、ハブ3の「デバイス&シーン管理」メニューを開き、本体で直接操作したい家電や一括制御用のシーンを登録します。
エアコンを登録した場合、ディスプレイ上に運転モードや設定温度が表示され、Dial Masterを回すだけで1度刻みの温度変更が可能になります。
照明リモコンであれば、ダイヤルへ「調光」を割り当てたり、カスタムボタンで「全灯」「常夜灯」を切り替えたりといったカスタマイズも可能です。
人感センサーは本体前方の範囲のみ検知するため、センサーの正面をどこに向けるかを意識して設置場所を調整してください。
外出先からの遠隔操作とエアコン温度制御の挙動
本機は常時Wi-Fiに接続されているため、外出先からでもアプリで下記のように自宅の家電を完全に遠隔操作できます。
- 夏の暑い日に、帰宅15分前に部屋のエアコンを起動して冷やしておく
- ペットのために外出先から室温を確認して床暖房をコントロールする
アプリ上にはリアルタイムの室内温度・湿度・照度がフィードバックされるため、部屋の状態を外出先でも把握できます。
さらに、本機にはエアコンの温度制御を高度に効率化するAIスマート機能「パーソナライズエコ」が搭載されています。
室温データの推移とユーザーの生活パターンをAIが学習・分析し、個々の住宅環境に最適化された省エネ運転スケジュールを自動で生成してくれるシステムです。
従来のスマートリモコンのように「指定した温度になったら単に電源をオン・オフする」という大雑把な制御ではありません。
在室状況や空気の変化に合わせてエアコン出力を微調整するため、快適さを損なわずに電気代の節約効果が期待できます。
SwitchBot ハブ3の特徴と前モデルからの進化点
スマートホームの司令塔として人気を博すSwitchBotのハブシリーズに、待望の最上位モデル「ハブ3」が登場しました。
これまでの「置いておくだけ」のハブとは一線を画し、ユーザーが直接触れて操作できる革新的なインターフェースへと進化を遂げています。
- ディスプレイと物理ダイヤル「Dial Master」を搭載
- Matter対応デバイス数が30台に急増とApple HomeKit連携強化
- 4つの環境センサー(温湿度・照度・人感)とストリーミング端末操作
新たに搭載されたカラーディスプレイや物理ダイヤルの詳細、そして前モデルからパワーアップした注目スペックを徹底解説します。
①ディスプレイと物理ダイヤル「Dial Master」を搭載した統合デバイス
SwitchBotのハブシリーズに、新たなフラッグシップモデルとして「SwitchBot ハブ3」が登場しました。
従来のハブミニやハブ2は、主に壁や棚に固定して周囲の家電を遠隔操作する「置くだけのデバイス」でした。
しかし本機は、手元に置いてユーザーが直接操作できる「物理操作対応スマートハブ」へと進化を遂げています。
最大の特徴は、本体上部に搭載された2.4インチのカラー液晶ディスプレイと、下部に設置された物理ダイヤル「Dial Master」を融合させた点です。
これまでのハブ2に採用されていたシンプルな7セグメントLED表示から情報量が圧倒的に増加し、様々なステータスを一目で確認できるようになりました。
SwitchBotハブ3のダイヤルは、
- 「回す」
- 「押し込む」
- 「上下左右へ倒す」
といった物理操作に対応しています。
タッチ操作不要で直感的に家電を操作できるため、高機能なスマートハブと多機能な学習リモコンの強みを1台に凝縮した、次世代の統合型インターフェースデバイスと言えます。
②Matter対応デバイス数が30台に急増!Apple HomeKit連携も強化
スマートホームの共通規格である「Matter」への対応力が大幅に強化されたことも、前モデルからの重要な進化点です。
従来のハブ2では、Matterを介して他社システムに同期・登録できるサブデバイスの数が最大8台までと限定的でした。
しかし、本機ではその上限が「30台」へと急増しています。
本体に内蔵されている温湿度計や人感センサーなど3つのデータポイントを含み、残りの27枠を自由にSwitchBot製品の割り当てに活用可能です。
この拡張により、複数のスマートロック、各種センサー類などのSwitchBot製の周辺機器をほぼ網羅してMatter経由でエクスポートできるようになりました。
Apple HomeKitで自宅を一元管理しているユーザーにとっては、他メーカーの照明や音響機器とSwitchBot製品を組み合わせた高度なオートメーション連携が構築しやすくなります。
③4つの環境センサー(温湿度・照度・人感)とストリーミング端末操作
本機は部屋の環境を緻密に感知するための優秀なセンサーユニットとしても機能します。
搭載されている環境センサーは以下の4種類です。
- 温度センサー
- 湿度センサー
- 照度(光)センサー
- 人感センサー(動体検出)
温湿度センサーは、前モデルと同様に付属の専用USB Type-C給電ケーブルに内蔵させる構造で、本体の発熱による干渉を受けずに正確な室内の空気状態を測定できます。
さらに、今世代からは新しく人感センサーが本体前面に組み込まれたことで、周囲の動体検知までが可能になりました。
また、赤外線による従来の家電操作だけでなく、Bluetooth通信を利用したストリーミングデバイスへの対応も果たしています。
「Apple TV」や「Amazon Fire TV」と連携させると、ハブ3の物理キーやダイヤルで音量変更・十字キー操作・ホーム画面移動がこの1台で完結します。
このBluetooth操作機能はハブ3のみの限定機能で、ハブミニやハブ2には非対応です。
SwitchBotハブ3はスマホなしで使える?
進化したSwitchBotハブ3は、「日常的な家電操作やステータス確認」であれば、スマートフォンを一切開くことなく本体だけで完結させることができます。
スマホなしでも快適に使える理由
これまでのスマートリモコンは、家電を操作するたびにスマホのロックを解除してアプリを立ち上げる必要がありました。
しかしハブ3は、2.4インチのカラー液晶画面と物理ダイヤル「Dial Master」を搭載したことで、単体での操作性を極限まで高めています。
画面に表示される情報を目で確認しながら、ダイヤルを「回す・押し込む」だけで、エアコンの温度調整や照明の調光、シーンの実行が直感的に行えます。
- 時刻
- 温湿度
- 天気
- スマートロックの開閉状態
スマホの操作に慣れていない子どもや高齢の家族でも、まるで従来のリモコンのように手軽に扱えるのが大きなメリットです。
【注意点】完全にスマホレス化できるわけではない
ただし、あらゆる機能がスマホなしで完結するわけではありません。
以下のような「初期設定」や「仕組みの構築」の段階では、従来通りスマートフォン(SwitchBotアプリ)が必須となります。
- 初期セットアップ: 自宅のWi-Fiへの接続やアカウントへのデバイス登録
- リモコン・製品の追加: テレビやエアコンの赤外線リモコンを学習させたり、スマートロックやカーテンなどの子機を新しく紐付けたりする作業
- 自動化ルールの作成: 「◯◯になったら自動で家電をオンにする」といったオートメーションの作成や、ハブ3の物理ボタンに割り当てるショートカットの編集
SwitchBotハブ3は、「設定はスマホで行い、普段の操作は本体の物理インターフェースで行う」という使い分けができるデバイスです。
一度アプリでシーンや家電を登録してしまえば、日々の操作はハブ3本体だけでスマートホームを自由自在にコントロールできるようになります。
【ここが凄い】SwitchBot ハブ3を導入するメリット
スマホや音声操作の「ちょっとした面倒」を解消する圧倒的な快適さから、電気代の高騰に立ち向かう最新の省エネ機能まで、本機ならではの「凄さ」を4つのポイントに分けて解説します。
SwitchBot ハブ3の魅力は、単に見た目が新しくなっただけではありません。
- スマホや声を出さない「物理操作」の快適さ
- Matter連携枠でAppleホーム派にも最適
- 追加センサーを減らしスマートホーム自動化を構築可能
- ディスプレイでわかる視認性の高さ
①スマホや声を出さない「物理操作」の快適さ
SwitchBotハブ3をソファの横やダイニングテーブルの上など、普段からよく過ごす手の届く場所に常設しておくことで、手間を大幅に軽減できます。
毎回スマートフォンのロックを解除してアプリを開く手間も、音声アシスタントへの指示も不要になります。
解消できる手間
- 毎回スマートフォンのロックを解除してアプリを開く
- 音声アシスタントに大声で指示を出す
など
ディスプレイを見ながらダイヤルを回すだけで、エアコンの温度調整や照明の明るさ変更が素早く完了します。
画面下部にある4つのカスタムボタンに、よく使うシーンやデバイスを個別に登録すると、確実なレスポンスで家電が反応する快適さを実感できます。
②Matter連携枠でAppleホーム派にも最適
家中にSwitchBot製品を導入しているユーザーほど、Matterの連携上限枠が30台へ拡大された恩恵を最大限に受けることができます。
これまではSwitchBot純正アプリを開き直してチェックしていた情報も、すべてApple HomeKitなどの外部システムに集約させることが可能です。
これにより、例えば
「SwitchBotの開閉センサーが反応したら、他社製のスマートライトを点灯させ、同時にBluetoothスピーカーから音楽を流す」
といった、メーカーの垣根を越えたより高度なスマートホーム連携がスムーズに機能するようになります。
Matter連携の上限に達していたユーザーは、ハブ3へのアップグレードすることで大幅に管理できるデバイス数が増えます。
③追加センサーを減らしスマートホーム自動化を構築可能
温度、湿度、照度、そして新たに加わった人感センサーが最初から本体に内蔵されているため、個別に複数の外部センサーを買い足す必要がなく、コストパフォーマンスの面で非常に優れています。
1台のハブ3があるだけで、以下のような実用的かつ高度なオートメーション設定をアプリから簡単に組み上げることができます。
| センサー種類 | 検知する条件 | 連動する自動化アクションの例 |
|---|---|---|
| 温度・湿度 | 室温が一定基準より上下した時 | エアコンを自動でオンにし、適切な快適温度に制御する |
| 照度(光) | 外が暗くなってきた時 | カーテンを自動で閉め、部屋のメイン照明を点灯させる |
| 人感(動体) | 部屋に人の動きを検知した時 | テレビとライトを同時に起動する |
| 人感(動体) | 一定時間動きを検知しなかった時 | 家電を一斉にオフにして無駄な電力消費を抑える(省エネ対策) |
部屋の温湿度環境や人の気配を本機が自律的に分析し、ユーザーが指示を出す前に先回りして快適な空間を維持してくれます。
④ディスプレイでわかる視認性の高さ
2.4インチに大型化されたカラー液晶ディスプレイの視認性は非常に高く、卓上時計のような感覚で部屋のステータスをクリアに表示してくれます。
さらに、手持ちの他のSwitchBot製品と個別連携させることで、ディスプレイの表示内容をカスタマイズして拡張できます。
画面上で確認できる例
- 現在の時刻
- 室内の正確な温度・湿度
- スマートフォンの位置情報と連動した外の天気データ
- 現在の玄関ドアの施錠・解錠状態
※スマートロック製品の「ロックUltra」と連携が必要 - 部屋の二酸化炭素濃度レベルを色別で表示
※「CO2センサー」と連動が必要
SwitchBot ハブ3の気になった点(デメリット)
非常に完成度の高いSwitchBot ハブ3ですが、実際に運用を始めてみると、購入前に必ず知っておくべき「惜しいポイント」もいくつか見えてきました。
先進的な機能を詰め込んだフラッグシップモデルだからこそ、注意が必要なケースもあるため解説していきます。
- 【注意点】グループ化したスマート電球の操作ができない
- サイズ感とブラックカラー
- Matter仮想ボタン操作の階層移動
- 設定画面の読み込み時間
①【注意点】グループ化したスマート電球の操作ができない
本機を導入する上で特に注意が必要な制限として、アプリ内で「グループ化」を設定したスマート電球の一括操作に対応していないという点が挙げられます。
例えば、複数個のスマート電球を取り付け、1つの照明グループとしてまとめて運用している場合、ハブ3の操作画面からグループに対して指示を送ることができません。
実際にハブ3から操作を試みても、グループ内のメインとなる1台のみが反応し、残りの電球が追従しないという挙動が発生します。
複数の電球を一括で動かすための代替案として、アプリの「シーン機能」を利用して連動させるアプローチは可能ですが、シーン経由の命令は一度クラウドを経由するためか動作にワンテンポ遅延(ラグ)が生じます。
代替案として「シーン機能」を利用した連動は可能ですが、クラウドを経由するため動作にワンテンポ遅延が生じます。
シーンボタンは「1タップで特定の状態にする」固定命令のため、ダイヤルで電球全体の明るさをシームレスに調整する操作は行えません。
ただし、単体で動作する「スマートシーリングライト」であれば、ダイヤルによる調光もカスタムボタンによる色温度調整も問題なく機能します。
②サイズ感と指紋が目立つブラックカラー
本体サイズは126×94×38mm、重量は約190gで、前モデルのハブミニなどと比較すると存在感のあるサイズになっています。
卓上に置く小さな置き時計ほどのスペースが必要となるため、設置場所をあらかじめ確保しておきましょう。
また、今回の世代からは本体カラーが「ブラック」の1色展開となり、表面が光をよく反射する光沢感のある美しい質感に仕上げられています。
高級感があるデザインになっている一方で、本体のボタン周辺やベゼル部分に指紋汚れや皮脂が非常に目立ちやすいというデメリットがあります。
Dial Masterのダイヤルパーツ自体はマット質感のため指紋は気になりませんが、本体ボタンを頻繁に操作する使い方ではこまめな清掃が必要になります。
③Matter仮想ボタン操作の階層移動
本機はMatterシステムへ最大27個の「仮想ボタン」をエクスポートできる強力な機能を備えています。
しかし、ハブ3本体から仮想ボタンを呼び出して実行するまでの操作ステップはやや多めです。
特定のショートカット画面へ階層を移動し、ダイヤルを何度も回して目的のボタンをスクロールで探し出し、最後に押し込んで決定するという手順が必要です。
ボタンの登録数が多いほど目当ての項目を探すのが億劫になりがちです。
④設定画面の読み込み時間
スマートフォンアプリからハブ3の「デバイス管理」や「カスタムボタンの割り当て」などの設定画面にアクセスする際、毎回数秒程度の読み込み時間が発生します。
ボタン割り当てを細かくカスタマイズしたい場面では、画面が切り替わるたびに発生する待ち時間が少々煩わしく感じられます。
SwitchBot ハブ3はどんな人におすすめ?
機能が豊富なハブ3ですが、従来モデルのハブミニやハブ2も併売されているため、
と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
- 直感的な物理リモコンを好む方
- 多くのSwitchBot製品を所有している方
- Matter経由で他社システムにまとめたい方
本機の特性や価格帯を踏まえ、どのようなライフスタイルの人にハブ3が最もマッチするのかを整理しました。
あなたのスマートホーム環境と照らし合わせながら、導入の判断材料にしてみてください。
| モデル | 主な製品特徴・機能 | おすすめな人 |
|---|---|---|
| ハブミニ | 価格が安く導入コストを抑えられるシンプルな赤外線リモコン機能 | スマートホーム初心者 |
| ハブ2 | 温湿度センサー内蔵(ケーブル部)LEDによるシンプルな状態表示Matter対応(上限8台まで) | 標準な用途で使いたい方 |
| ハブ3 | 2.4インチカラー画面+物理ダイヤル搭載Matter対応が30台へ大幅強化4つの環境センサー&ストリーミング端末操作 | スマートホームを極めたい本格派 |
①スマホや音声操作よりも直感的な物理リモコンを好む方
「スマートホームは便利そうだけど、いちいちスマホを操作したり、スマートスピーカーに声をかけたりするのが馴染めない」と感じている方に、本機は相性の良い選択肢となります。
大きなディスプレイの高い視認性と、手応えのある物理ダイヤル・ボタンによる操作感は、かつての家電リモコンのような直感性をもたらしてくれます。
よく使う家電や「お出かけ時の一括消灯」などのシーンをカスタムボタンに割り当てておけば、デジタル機器の操作が苦手な家族や高齢の方でも、迷わずワンタッチでスマートホームの恩恵を享受できます。
②多くのSwitchBot製品を所有し、Matter経由で他社システムにまとめたい方
すでに自宅の各部屋多様なSwitchBotデバイスを導入しており、Apple HomeKitやGoogle Homeに統合したいユーザーにとって、本機への買い替えは相性の良いアップグレード候補です。
前世代ハブ2の最大8台というMatter連携制約が「30台」まで引き上げられ、ほぼすべてのSwitchBot資産を外部システムへ解放できるようになります。
他メーカーのスマート家電とSwitchBotの各種センサーを組み合わせたオートメーションを構築し、スマートホームの拡張性を極限まで引き出したい方に強くおすすめします。
まとめ:価格に見合った価値がある「万能なスマートリモコンの有力候補」
SwitchBotのハブシリーズ最上位フラッグシップモデル「SwitchBot ハブ3」。
従来の「スマート家電同士を繋ぐ司令塔」という役割をさらに推し進め、自らが物理的なコントロールを司る「万能なスマートリモコン」へと進化を遂げました。
2.4インチの大型カラーディスプレイ、快適なクリック感の「Dial Master」、新搭載の人感センサーを含む4つの環境センサーなど、詰め込まれた機能の充実ぶりは魅力的です。
グループ化したスマート電球の操作に一部制限がある点や、光沢仕上げによる指紋の目立ちやすさ、アプリ設定時の読み込み時間といった細かな課題もあります。
しかし、それらを補って余りある高い利便性がこの1台には凝縮されています。
メーカー公式の通常価格は16,980円(税込)とハブシリーズの中ではハイグレードな価格設定となっています。
しかし、省エネAI機能「パーソナライズエコ」や最大30台のMatter対応など、先行投資に見合った価値を十分に体感できる仕上がりです。
スマホを開く手間を省き、家族の誰もが直感的にスマートホームの快適さを享受できる環境を作りたい方にとって、本機は現在のスマートリモコン市場における「有力候補」と言えるクオリティを誇っています。
「スマホ操作の面倒さ」を解消したい方には、現在もっとも完成度の高いスマートリモコンの1つと言えるでしょう。

